2022.10.21

バスソルトと入浴剤の違いとは?バスソルトの成分や特徴を徹底解説!
毎日の疲れを癒やす入浴タイム。
そんな入浴タイム中にバスソルトや入浴剤を入れてちょっと贅沢な時間を味わいたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし中には、
『バスソルトと入浴剤って何が違うの?』
『バスソルトと入浴剤ってどんな効果があるの?』
といまいちピンとこない方もいるでしょう。
本記事では、バスソルトと入浴剤の違いについてそれぞれの効果や特徴をふまえながら詳しく解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
バスソルトと入浴剤の違い|バスソルトとは?

バスソルトと入浴剤には大きな違いがありますがそれ以前に、バスソルトという名前を聞いたことがある方も、「実際はどんな効果や特徴があるのか詳しくわからない・・・」という方は多いのではないでしょうか。
ここでは「バスソルト」とはいったい何からできているのかを詳しくご紹介します。
バスソルトの成分は「塩」
バスソルトとは、その名の通り「お風呂に入れる塩」のこと。
バスソルトと入浴剤の違いとして、バスソルトは塩を主成分としています。
バスソルトの成分はミネラルをたくさん含んだ死海の塩や岩塩からできています。
しかし、塩といってもただの塩ではなく特別な効果を発揮してくれます。
- 脂肪燃焼
- デトックス効果
- 疲労回復
- リラックス効果
このような効果があり、美容や健康にもおすすめだと言われています。
バスソルトと塩の違い
塩といえば、料理に使う塩を思い浮かびますよね。しかし、バスソルトの成分である塩と、料理に含まれる塩には大きな違いがあります。
その違いとは、「ミネラルの含有量の差」です。
料理に使われる塩の成分は、ほとんどが塩化ナトリウムからできています。
それに対してバスソルトは、鉄分やマグネシウム・カルシウムなどのミネラルがたっぷり含まれているのです。
バスソルトの基本は2種類!
バスソルトは、大きく分けて2つに分類されます。
- 塩化ナトリウムが主成分となる天然塩で作られたバスソルト
- 硫酸マグネシウムが主成分となるエプソムソルト
天然塩で作られたバスソルトは、塩分濃度の高い死海の塩やヒマラヤ山脈で採取された塩からできています。
塩分濃度は海水の約10倍、塩化マグネシウムは約5倍もありミネラルを多く含むため、美容にいいとされています。
エプソムソルトは、イギリスのエプソムという場所で発見され、見た目が塩に似ていることから「エプソムソルト」という名前がついたのだとか。
名前にソルトがつきますが、実は塩は含まれていません。エプソムソルトは、ミネラルの王様とも呼ばれる硫酸マグネシウムをたっぷり含んでおり美肌にも効果的です。
バスソルトと入浴剤の違い|入浴剤とは?

入浴剤とは誰もが一度は目にしたことがあるとは思いますが、入浴のときに浴槽にいれるもの。
入浴剤には、固形や粉、液状のものなどさまざまな形のものが売られています。
入浴剤には保温や保湿効果のあるもの、血行を良くしてくれるものなどたくさんの効果が期待できます。
その他にも
- 疲労回復効果
- 美肌効果
- 睡眠の質改善
などの効果があると言われています。
それぞれ目的にあったものを選ぶことができたり、バリエーションが豊富なため幅広い年代の方に利用されています。
バスソルトと入浴剤の違いとは?

では、バスソルトと入浴剤の違いとは、一体どんなものがあるのでしょうか?
バスソルトも入浴剤もお風呂の浴槽の中にいれるものには違いはありません。
ですが、この2つには明確な違いがありますので解説します。
バスソルトと入浴剤はカテゴリーが違う
バスソルトと入浴剤の大きな違いは、「カテゴリーの違い」です。
入浴剤は、医薬品医療機器等法(改正薬事法)により「医薬部外品」というカテゴリーに分類されます。
つまり、一定の承認基準を満たしているため、効果や効能を商品に表示させることが可能とされています。
一方で、バスソルトは「化粧品または雑貨」というカテゴリーに分類されます。
そのため、例え脂肪燃焼やデトックス効果があったとしても商品にその効果を明確に表示することができません。
それぞれ効果があったとしても、一定の基準を満たしているかいないかでカテゴリーが分類されてしまうというわけですね。
バスソルトと入浴剤の違いを理解して、正しく使おう

本記事では、バスソルトと入浴剤の違いについて解説しました。
どちらもお風呂に入れるため入浴剤であることには変わりはないですが、それぞれ違うカテゴリーに分類されます。しかし、バスソルトが医薬部外品として分類されていないからといって、効果がないというわけではありません。
バスソルトと入浴剤には、どちらにも疲労回復の効果があったり美肌にも効果があるなど、使うメリットが盛りだくさん。
バスソルトと入浴剤の違いを理解した上で毎日の入浴時間に上手に取り入れて、日々の身体の疲れを癒やしてみてはいかがでしょうか。