2022.08.15

洗顔におすすめなお湯の温度は?冷水でもお湯でもない理由を解説!
皮脂や汚れを落とすために毎日欠かせない洗顔ですが、洗顔をするときお湯の温度を気にしたことがある方はどれほどいるでしょうか?
「目も覚めてスッキリするから冷水で洗顔してる」
「温かくて気持ちがいいからお湯で洗顔してる」
特に温度は気にしたことがなかった!という方も多いはず。しかし、適切なお湯の温度は冷水でもお湯でもないのです。
この記事では、洗顔のおすすめな温度、さらに冷水やお湯ではダメな理由を解説します。ぜひ参考にしてみてください。
洗顔の水温は顔の表面温度に近い「32度」
結論からお伝えすると、洗顔の適切な水温は「32度」になります。というのも、人間の顔の表面温度がおよそ「32度」と言われており、皮脂が落ちやすい最適な温度となるからです。顔の汚れをキレイに落とすために洗顔をしているのにも関わらず、皮脂が落ちず肌トラブルの原因となるのは避けたいですよね。
では、次に「なぜ洗顔の温度は冷水とお湯ではダメなのか?」を詳しくご紹介します。
冷水は皮脂が落ちない
洗顔をするとき冷水だとスッキリするし目も覚めるので、あえて冷たい水にする方もいるかもしれません。ですが、皮脂が落ちるはおよそ「30度」から。つまり冷水で洗顔をしても皮脂が十分に落ちず、毛穴に皮脂が溜まったままの状態になってしまうのです。さらに、冷水では毛穴が開かないため、毛穴の奥の汚れが落ちず、黒ずみになったりニキビの原因になる可能性が高くなります。
お湯は乾燥を招く
皮脂をしっかり落としたいからと熱いお湯で洗顔をしている方も注意が必要です。なぜなら、お湯で洗顔をすると皮脂を必要以上に落としてしまい、肌が「乾燥」してしまうからです。もしかすると、毎回肌が乾燥しているのは洗顔のときの温度が高すぎるのが原因かもしれません。乾燥が進むと、肌荒れやカサつきの原因になります。洗顔をするときの水温は、高くても34度くらいまでに止めておきましょう。
洗顔でちょうどいい温度にする方法
洗顔は32度が適温だとお伝えしましたが「32度がどれくらいか分からない」と疑問に思う方も多いかもしれません。洗顔で32度がちょうどいい温度だと言われても、どれくらいなのかパッとすぐに思いつく人は少ないでしょう。おそらく想像以上に冷たいと感じる方が多いのではないかと思います。
32度を正確に測るためには、水温計を使いましょう。最初は少し面倒だと感じるかもしれませんが、水温計を何回か使っていくとちょうどいい温度が体感で分かるようになります。ぴったり32度となる必要はありません。ですが、これくらいの温度がだいたい32度だろう!という感覚は覚えておきましょう。
まとめ
この記事では、洗顔をするときの適切な温度について解説しました。正しくは冷水でもお湯でもなく、顔の表面温度と近い「32度」でしたね。今まで、洗顔の温度は特に気にしたことなかったという方も、今日から適切な温度を意識するようにしてください。そうすることで、ニキビや乾燥などの肌トラブルを防ぐことができるでしょう。ぜひ、参考にしてみてくださいね。