2022.11.21

【2023年最新版】結婚式にもぴったりな縁起のいい日を解説
日本には、縁起がいいとされている日があることはご存じの方が多いと思います。しかし聞いたことはあっても、どんな意味があるのか知らないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では縁起がいい日の種類や、結婚式にぴったりな縁起のいい日について詳しく解説していきます。
また、2023年の縁起のいい日が重なる日も紹介しているので、結婚式や入籍日などの大切な日を縁起のいい日に行いたいと考えている方は、是非参考にしてみてくださいね。
2023年度の縁起のいい日の種類

縁起のいい日には、一粒万倍日や天赦日などの種類があります。
昔から入籍や結婚式などの節目の日には、縁起のいい日を選んでいる方が多いようです。
SNSなどでよく見かける機会があっても、どのように縁起がいいか知らない方もいるのではないでしょうか。
しっかり意味を理解しておくことで、日取りを決める際に役に立つことでしょう。
ここでは、縁起のいい日の種類や2023年の縁起のいい日を一覧で紹介します。
縁起のいい日①一粒万倍日
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)とは、日本の暦に古くからある吉日のなかのひとつです。
この言葉は「種籾一粒から一本のイネができて、このイネから万倍ものお米がとれる」すなわち「わずかだったものが飛躍的に増えること」を意味するといわれています。
一粒万倍日に始めたことは、やがて大きな成果を上げると考えられていることから、何かを始めるには最適な日だといえるでしょう。
そのため、入籍や結婚式の日取りに最適です。
さらに、新しい財布を使い始める、宝くじを買う、欲しかった洋服を買うなどのお金に関連することにもいい日だとされているのです。
その一方で、一粒万倍日はマイナスパワーも大きくなりがち。別れ話や人の悪口を言うなどのネガティブなことや、ローンを組んだりお金を借りるなどの行動は控えた方が良いでしょう。
2023年の一粒万倍日一覧
2023年の一粒万倍日は次のとおりです。

一粒万倍日は、「何かを新しいことを始めたい」という方にはぴったりな縁起のいい日です。結婚式や入籍の日などの日をいつにしようか悩んでいる方は、上記の日を参考に決めてみるのも良いかもしれません。
ちなみに、「何も成就しない日」とされている不成就日と一粒万倍日が重なる日は避け、別の日を選ぶことが望ましいといわれています。
・1/5、1/21
・2/17
・3/1、3/9
・6/16
・7/23
・9/3、9/11
・10/15
・11/24
上記が不成就日と一粒万倍日が重なる日です。気になる場合は避けるのが良いでしょう。
縁起のいい日②天赦日
天赦日(てんしゃにち)とは、吉日のなかでも最上の吉日といわれている縁起のいい日です。天赦日には、天が赦し(ゆるし)をくれるという意味があるといわれています。
また、季節と日の干支から決めるため、1年に5日程しかありません。
天がすべての罪を許してくれるということから、何か新しいことをはじめるには最適な日だといえるでしょう。
なかでも、先程紹介した一粒万倍日と天赦日が重なる日は最強の日だといわれており、縁起のいい日に入籍や結婚式などを行いたい方にとって最もふさわしい日だといえます。
2023年の天赦日
2023年の天赦日は次のとおりです。
・1/6
・3/21
・6/5
・8/4、8/18
・10/17
なかでも、1月6日、3月21日、8月4日は一粒万倍日でもあります。
つまり、天赦日と一粒万倍日が重なった、1年のなかで最も縁起がよく開運パワーの強い日だといえるでしょう。この日を機に、何か新しいことを始めてみるのも良いですね。
結婚式にぴったりな2023年度の縁起がいい日

大安や母倉日など、縁起がいい日は一粒万倍日や天赦日だけではありません。それぞれの吉日によって、良いとされている事柄が違います。
ここでは、結婚式にもぴったりな2023年の縁起がいい日を9つ詳しく解説していきます。
結婚式にぴったりな2023年の縁起がいい日①大安
大安(たいあん)は「大いに安し」という意味で、時間を問わず1日を通してなにをしてもうまくいく吉日だといわれています。そのため、結婚式にはぴったりの縁起がいい日でしょう。
結婚式だけでなく、入籍や結納、顔合わせなどの婚姻関係の日取りでいちばん人気が高い日です。
結婚式にぴったりな2023年の縁起がいい日②母倉日
母倉日(ぼそうにち)は「母が子を育てるように天が人間を慈しむ日」といわれており、なにをするにも吉です。
なかでも、結婚式や入籍などの婚姻にまつわることには大吉とされています。
1月と2月は子と亥の日、4月と5月は寅と卯の日、7月と8月は丑、辰、戌の日、10月と11月は申と酉の日、それ以外の月は巳と午の日と、月によって干支で決められています。
結婚式にぴったりな2023年の縁起がいい日③天恩日
天恩日(てんおんにち)は、天から恩恵が降りてきてすべての人がその恩恵を受けられるといわれている日です。他の吉日とは違い、巡ってくると5日間続きます。
天恩日は任官や婚礼に向いているとされているため、結婚式や入籍日にぴったりです。
基本的に、吉日同士が重なる日は運気がアップするといわれていますが、特に大安や天赦日と重なる場合、お祝い事にはさらに良いとされています。
結婚式にぴったりな2023年の縁起がいい日④神吉日
神吉日(かみよしにち)は「神よし」と暦に書かれるものであった暦注のひとつで、神様のご加護を受けられるとされている日です。日の干支によって決められ、かなりたくさんの日が神吉日に該当し、神事に関することに吉とされています。
そのため、入籍や結婚式などお祝いの日取りに選ぶのも良いでしょう。
結婚式の中でも特に神前式では、神様に結婚を誓う式なので、ご加護を受けることができるでしょう。
結婚式にぴったりな2023年の縁起がいい日⑤大明日
大明日(だいみょうにち)は「天地が開通して隅々まで太陽の光が照らされる」という意味で、暦の最下段に書かれた日々の吉凶についての歴注のひとつです。
25の干支によって決まり、月に十数日ほど巡ってくるため、吉日のなかでも利用しやすいでしょう。大明日はいろいろなことをするのに大吉だといわれている縁起のいい日です。
特に旅行や転移と相性が良いとされているので、新婚旅行の出発日や、新居への引っ越しにもおすすめですよ。
結婚式にぴったりな2023年の縁起がいい日⑥月徳日
月徳日(つきとくにち)は「その月の福徳が得られる日」という意味があり、七箇の善日に数えられる吉日です。月徳日の知名度はあまり高くないかもしれませんが、何事に対しても吉とされている縁起のいい日です。
なかでも土に関わる事柄と相性がいいといわれています。
そのため、建築にまつわる事柄のリフォームや新居への引っ越しなどにおすすめだといえるでしょう。
結婚式にぴったりな2023年の縁起がいい日⑦鬼宿日
鬼宿日(きしゅくにち)は鬼が宿にいて外に出歩かないため、鬼に邪魔されずに何をするにもいい日だとされています。
鬼という字が入っていることから良くない日に見えがちですが、宝くじを買うと当たるといわれていたり、引っ越しすると運が開けるといわれている縁起がいい日です。
ただし、鬼が家の中にいる日に嫁入りしたら鬼と嫁が鉢合わせてしまうという理由から、婚礼に関することには凶とされています。そのため、気になる場合は避けた方がいいでしょう。
結婚式にぴったりな2023年の縁起がいい日⑧寅の日
寅の日(とらのひ)は虎の体が黄金色であることから金運を招く象徴であり、旅行やお金にまつわることに良い日とされています。
しかし、「虎は千里を行って千里を帰る」という故事成語があるように、出て行ったものがすぐに戻ってくるという意味合いで、婚姻には不向きとされているのです。そのため、気になる場合は避けた方がいい日だといえます。
結婚式にぴったりな2023年の縁起がいい日⑨巳の日
巳の日(みのひ)は金運や財運が上がるとされている吉日です。
巳は蛇のことで、金運や財運の神様と呼ばれる弁財天さまが白蛇の使いであることから、巳の日には弁財天さまのご利益がいただけるといわれているのです。そのため、新しい財布を買ったり宝くじを買うなどお金に関することをするのが良いでしょう。
しかし、弁財天さまは嫉妬深い神様だといわれているので、婚姻関係の行事は避けた方が良いとされています。
2023年に縁起のいい日が重なる日

縁起のいい日は、重なるとさらに運気が上がるとされています。
ここでは、縁起のいい日が重なり、2023年最強の開運日だとされている日を数日ご紹介します。
- 3/21 天赦日、一粒万倍日、寅の日
- 8/ 4 天赦日、一粒万倍日、神吉日、母倉日、月徳日、大安
- 10/17 天赦日、神吉日、大安
- 6/5 天赦日、神吉日
このほかにも縁起のいい日が重なる日はたくさんありますが、上記の日は、特に婚姻にまつわる縁起のいい日が重なっています。
2023年に結婚式や入籍を行う日取りを迷っている場合は、参考にしてみるのも良いでしょう。
また、縁起のいい日が重なる日だけでなく、11月22日(いい夫婦の日)や、5月29日(幸福の日)、10月8日(永遠の日)などのハッピーな語呂合わせの日を入籍日に選ぶのも人気ですよ。
まとめ
今回の記事では、縁起のいい日の種類や結婚式にぴったりな縁起のいい日について解説しました。入籍日や結婚式の日などのふたりの大切な門出の日には、お日柄を気にするカップルも少なくないでしょう。
2023年に結婚式や入籍を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ただ、重要なのはふたりの状況や考え方なので、あまり気にしすぎずベストな日を選ぶのが良いでしょう。